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2024年3月17日日曜日

百均製ON AIRライト改造記録

百均製ON AIRライト改造!

~近くで電波が発射されると光る仕様に~

 最近話題の百均(頭文字S)で手に入るON AIR ライトを改造して近くで電波が発射されると光るリアルON AIRライトに改造してみました♪

 元の仕様はLR44 1.5 Vボタン電池を2個直列に電池ボックスに入れてスライドスイッチをONにするとON AIRのパネルが光る簡単な仕様。そこで今回はこの回路にアンテナや簡単な電子回路を組み込んで改造してみることに。以下に回路図を示します。

 回路構成としてはトランジスタとダイオードを各一個使用した簡単なものです。
 トランジスタのベースに接続されたアンテナでトランジスタをスイッチングすることで電波を検出してLEDが光る訳ですが、ここで肝になるのがD1の存在。
 基本的にD1が無くてもトランジスタをスイッチングすることは可能である訳ですが、D1を上図のように接続することで簡易的な全波整流が実現されるため、D1が無い場合よりも多くの電流をトランジスタのベースエミッタ間に流すことができるためより弱い電波でもスイッチングが可能となります。(AM検波の場合は半波整流がキーワードとなりますが今回は純粋に電波からエネルギーを取り出したいのでD1を入れることが出来ます。)
 このように弱い高周波信号で回路をスイッチングするため、トランジスタとダイオードはより動作電力が低いものを使用することで高性能化が可能だと思われます。
※今回は有り合わせで作りましたが、ダイオードは1N60、トランジスタは2SC1815辺りを使うのが無難な気がします。

 実際の改造途中の模様

  実際に改造途中の模様はこんな感じです。ここにSMA端子の芯線をトランジスタのベースに、SMA端子のGNDを電池ボックスのマイナス側に配線すれば回路は完成。この上でショートを防止するため金属が剝き出しの箇所をグルーガン等でコーティングして完成となります。作業時間は60~80分程度で気楽に作製出来ました!

実際の動作

 実際の動作はこんな感じ。回路中にマッチング回路等は入っていないので光り方はアンテナ次第になりそうです。取り敢えず適当な430/144のアンテナを接続して DCRのPTTを近くで押し見たらバッチリ光りました!
 工夫してより遠くから動作させる実験等をしてみても面白そうですね。回路も簡単ながら使用する素子等こだわり様は無限にありそうなので是非本記事を参考に遊んでみてください♪


 

1 件のコメント:

  1. 昔からネオン球をダイオードIN60と小コンデンサー(100PF)をテスターの棒に組み込み「電界テスター」にしていましたね

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