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2020年3月21日土曜日

大賑わい!春オン2020 in 滝知山 合同運用レポート

春オン2020は滝知山にて各局合同運用を行いました~

運用地紹介

 滝知山は伊豆スカイライン内にある広大な園地であり、標高は662m、1,2エリア双方を見通せる他富士山も近くに拝む事ができるFBなロケーションの運用地だ。(トイレ、水道は無いので要注意)

早朝からの出撃

 前日からしずおかJG726局と合流、機材の積み込み等を行い、2時間程睡眠(JG局は一睡もせず)深夜2時に出撃となった。
道中は前日雨で路上はWET、強風も重なり、終始煽られながら冷や冷やの移動となった。
深夜3時過ぎに現着、DCRをワッチすると準備、移動中の各局が出現。深夜にも関わらず数局とQSO出来ました。
 夜が明けるにつれ若干風が穏やかに、つかさずお湯を沸かして朝食。移動を開始する局が増え始め、賑やかになってきました!

各局合流・合同運用開始!

 7時半前にさがみHR129局・あつぎRM121局が合流、その後たまたま運用地が被ったしずおかCE33局、しずおかYM510局、しずおかST747局が合流、その後かながわNK104局、かながわLE111局も合流、当初の予定局数を大幅に上回っての合同運用が始まった。

 まず始まったのがCB並べ。ハンディ、ポータブル、ヘリカルと多彩なリグが勢揃い!なかなか見られない光景です。

 その後なんとそのまま運用開始!全チャンネルワッチ出来るのは良いもののどのリグの音か分からない!というアクシデントもありましたが非常に面白い運用風景でした。
 その後特小でEB局同士でのQSOが開始!にぎやかに遊んでいたところ、天城山からかながわZX9局が入管。突如各局本気モード、特小パイルアップが発生すという一幕もありましたw


 その後風が大分収まり、運用の幅も拡大。EB局が入れ代わり立ち代わりいらっしゃる状況でさらに賑やかになって来ました。
お昼も近付き、小休憩。AL今日の一杯屋外編も実施!
昼食はかながわNK104局が唐揚げとおにぎりを振る舞ってくださりました。
ご馳走さまでした!!
午後の運用も非常に賑やかで、オールバンド絶えず入管し続け、各局ワイワイと運用しておりました!


15時を回り、ひと段落したところで周辺で運用されていた各局が寄り道EB。大人数での井戸端会議が始まり、夕陽をバックに更なる盛り上がりでした。

 17時を回り徐々に各局撤収。18時過ぎに解散となり、薄暗い山々を眺めながら下山しました。
気付いたら隣でJG局爆睡でしたwwwww

まとめ

まさかここまで各局大集合するとは思わなかった!!EBも含めオールバンド賑やかな春オン2020でした。

EB・QSO頂いた各局

DCR
かまくらGG130局
しずおかYM510局
ふなばしSS230局
こりやまRS015局
しょうなんYR770局
しずおかEX527局
さがみHR129局
しずおかFC310局
かながわCO512局
とうきょうMI218局
せたがやZX910局
しずおかK870局
よこはまMM06局
しずおかYK38局
かながわRA310局
よこはまCJ16局
いずNM167局
LCR
かながわYS41局
はままつHX41局
しょうなんSA326局
CB
かながわYS41局
かながわZX9局
ちば121局
かながわCU64局
しょうなんJV555局
ちばMR21局
よこはまAB158局
特小
かながわZX9局
しずおかIB430局
よこはまSH531局
EB
しずおかJG726局
さがみHR129局
しずおかMD22局
かながわNK104局
かながわLE111局
あつぎRM121局
よこはまSH531局
かながわCU64局
かながわCG61局
しょうなんSA326局
しょうなんJB231局
よこはまAD503局
しずおかYM510局
しずおかST747局
しずおかCE33局
しずおかAB635局
入れ替わり激しく、書き漏らし局あったら申し訳ございません。

TNX FB EB・QSO!!  








2020年3月6日金曜日

DCR親指アンテナで60㎞QSO!驚異の標高160m伊東市の高台合同運用 ~飛びが良い理由とは~

令和2年3月5日 伊東市合同運用記

~運用地紹介~


 今回の運用地は上地図のピンの位置、伊東市の魚市場脇の細い山道を車で10分程走った所にあり、道が狭い上、山道を上がった所にある教えてもらわない限り好ロケーションがあるとは思えないだろう場所にある小さな公園⁇であり、当局も教えてもらわなければ発見出来なかっただろう。
 標高は160m、可視マップに出力すると見通し範囲は標高相応で、3枚目の画像でも分かるように、眺望は良好であるが、データ上ではそこまで良い運用地とは思えない。そんなロケーションでしずおかJG726局、遠距離受信愛好家Y氏と合同運用を行った。

~驚くべき運用結果の数々~

 まず最初に驚かされたのは入管するFMラジオ局の数である。なんとLCRだけではスキャンしきれないのである。スキャンと同時にスキャン可能局上限の20局に達するのである。BCLラジオでスキャンをかけると余裕で30局以上ヒットするのである!
次々と繋がるライセンスフリー局
 今回はDCR八木アンテナ、LCRをメインで八木アンテナは1エリア方面に指向して運用を行った。暫くワッチ、CQ出しを行った所、神奈川県沿岸部は傘+2以上の感度で入管。非常に安定した交信ができた。
 加えて今回の運用で特筆すべき点は中野区や船橋市などの90㎞を超える地域とも繋がった点である。以前の運用ではモービルホイップで三鷹市と繋がった事もあり標高の割に比較的容易に遠距離交信が可能な点は非常に興味深い。

驚異の結果をもたらした厚木固定局との交信実験

16時を回った頃さがみHR129局が厚木市固定のGPアンテナからオンエア、八木アンテナで平均傘+1で入管、その後スタンダード社の純正アンテナでも交信出来る事が判明!交信実験が始まった。
 伊東市側のオペレーターはしずおかJG726局が担当し、ロストした場合の事も考え、携帯電話での通話状態を保持したまま実験が行われた。
手始めに純正アンテナ同士で実験。これは難なく51でクリア!さらに実験のハードルを上げていく。

次は純正アンテナよりも短い通称「親指アンテナ」で実験!
流石にハンディホイップ同士では厳しい状況でさがみ局がGPアンテナに変更。
流石に入らないだろうとダメもとで場所調整するとなんとピンポイントで復調されるポイントを発見!低利得アンテナでの数少ない遠距離交信実績が誕生した。
DJ-DPS70の純正アンテナと比較するとこの長さの違いである。長さは約5分の1、恐ろしく短いことが分かる。

~なぜここまでつながるのか

 標高160mという周囲の著名な運用地よりも標高が低いロケーションでなぜここまでの驚くべき実績を修める事が出来たのだろうか。独自に考察してみた。
1.周囲に建物が無い
 この運用地の特徴として半径200m以内に建造物が全く無い事が挙げられる。事実LCRやCB無線のノイズレベルは非常に低く、CBなどで全国的に観測されているノイズを除き、周囲から発生するノイズはかなり低く、これにより微弱電波でも復調されやすかったと考えられる。
2.等間隔に反射効果を得やすい山などが存在する
 
 冒頭の可視マップや、この画像でも分かるように、富士山や、伊豆大島、神奈川県の大山など標高の高い山や、島が分散して見受けられる。これによって直接見通せない場所でも様々な角度で反射した電波に助けられてQSOが成立し易い環境にあることが考えられる。
 今回の運用では大磯の海岸沿いで運用している局と八木アンテナを富士山に志向した状態で交信することが出来たことからも反射波の助けを借りやすい立地であると考えられる。

総括

 狭い入口や山道など道中は険しいが、標高の割には遠距離との交信や近距離との安定した交信が楽しめる上、眺望も良く、ノイズも低いのでFBな運用を楽しむことができた。
 しずおかJG726局も「あそこのロケーションはおかしい。不気味なくらいだ」と高く評価している。

お繋ぎ頂いた各局

DCR
しょうなんFW871局
とうきょうMH202局
かながわLE111局
さいたまAT38局
かまくらSD106局
さがみHR129局
ふなばしSS230局
おきなわMY385局
LCR
ちば4126局
CB
かながわLE111局
平日にもかかわらず沢山のQSOありがとうございました!