ライセンスフリー界隈にて流行中の中華製特小トランシーバー。当局はT-18というリグを楽しく運用中ですが他の機種も気になる!ということで今回はTRH866という機種を購入してみました♪
T-18の紹介
→https://shizuokaal330.blogspot.com/2021/10/blog-post.html
実際に手にしてみて
包装はお世辞にも綺麗とは言えない箱で届きました。中にはリグ2台に加え、シワシワの取説とUSBケーブルが同封されていました。 T-18と比較すると一回り小さい上バックライトの色が違いますね!
技適等
技適シールは電池ボックスの筐体側にしっかりと張り付けられていました。
ネジも三又の特殊ネジが採用されており、分解されにくいような対策もしっかり取られていました。 中華特小Tシリーズと同じ仕様・異なる仕様
同じ仕様
・ボタン配置はおおよそ同じ様な感じでしょうか。機能配置は若干違いますが、Tシリーズでも確認されている機能が配置されているのでそこまで違和感を感じません。・謎機能のLEDライトも健在。上部の突起はロータリーエンコーダかと思いきやしっかりLEDが実装されてましたw
・PTTショート1回押しで送信されるビープ音も種類・数共に同じでした。
・送信後のエンドビープの音も同じでした。
異なる仕様
・Tシリーズではどちらか一方しか実装されていなかったUSBポートと2.5Φジャックが両方実装されていました!・↓ボタン長押しでスケルチオープン機能があるのはTシリーズと同じですが、ボタンを離してもオープン状態が維持される他、送信後も機能が維持されます。ライセンスフリーユーザーには嬉しい機能です♪
・トーンスケルチ機能は通常のトーン(CTCSS表示)38トーン、デジタルスケルチコード(DCS表示)83トーンが用意されていました。DCSは詳細不明ですが、可聴音域外でトーンの代わりにデジタルパルス信号を送信しているのかもしれません。
・デュアルワッチ機能も搭載されていました。
・液晶は半透明タイプ。バックライトが液晶の裏に実装されています。送受信時はTX RXの文字が表示される為、タワーアイコンは表示されません。
・充電時は同じ色ですが、違う場所のバックライトが点灯します。
・ビープ音送信中はTシリーズと異なりスピーカーからビープ音が鳴りませんでした。静かにピロピロするには丁度良さそうです。
感想
常時スケルチオープンが可能な点や、USBとイヤホンジャック両方が実装されている点はTシリーズの上位互換の様な雰囲気で好印象でした。一方で、ノイズの音質はTシリーズよりも若干鋭い感触だった点とPTTボタンが少し固めな点は少々気になりましたがこれも値段相応といったイメージです。
アンテナは十分な長さがあるのでTシリーズ同様FBな活躍が期待出来そうです♪